12日の米国市場ダイジェスト:NYダウは293ドル高、1-3月期決算への期待高まる

■NY株式:NYダウは293ドル高、1-3月期決算への期待高まる

12日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は293.60ドル高の24483.05、ナスダックは71.22ポイント高の7140.25で取引を終了した。米国によるシリアに対する軍事攻撃への警戒感が後退し、買いが先行。複数の主要企業決算や、週間新規失業保険申請件数が前週から減少したことが好感された。トランプ大統領が環太平洋パートナーシップ協定(TPP)への復帰を検討するよう指示したほか、大手行決算への期待感から金融各社が買われ、終日堅調推移となった。セクター別では、半導体・半導体製造装置や銀行が上昇する一方で公益事業や不動産が下落した。

資産運用のブラックロック(BLK)、航空大手のデルタ航空(DAL)、ドラッグストアのライト・エイド(RAD)は、決算内容が予想を上振れ上昇。複合企業のゼネラル・エレクトリック(GE)は、ディーゼル機関車部門のスピンオフ又は、新規株式公開(IPO)の検討が報じられ、堅調推移。一方で、家庭用品小売のベッド・バス&ビヨンド(BBBY)は、通期見通しが予想に届かず、20%に迫る大幅下落となった。

米国がTPPに参加した場合、農業機械や穀物メジャーには好影響である一方、自動車セクターには悪影響となるため、今後の動向を注視したい。

Horiko Capital Management LLC

■NY為替:地政学的リスク&貿易戦争への警戒感低下で円売り強まる

12日のニューヨーク外為市場でドル・円は、107円08銭から107円43銭まで上昇し107円35銭で引けた。シリアに対する軍事行動への懸念がいったん後退したほか、トランプ米政権がTPPを再考する可能性が報じられ貿易戦争への懸念も後退したため、リスク選好のドル買い・円売りが再燃した。追加利上げを織り込むドル買いも観測された。ユーロ・ドルは、1.2300ドルまで下落後、1.2340ドルまで反発し1.2326ドルで引けた。予想を下回った域内の経済指標を嫌ったユーロ売りが続いた。ユーロ・円は、131円96銭から132円34銭まで上昇。リスク選好の円売りが優勢となった。ポンド・ドルは、1.4185ドルから1.4247ドルへ上昇。ユーロ・ポンド絡みの買いが優勢となった。ドル・スイスは、0.9646フランまで上昇後、0.9613フランへ反落した。

■NY原油:続伸で67.07ドル、シリア攻撃の可能性残る

NY原油先物5月限は続伸(NYMEX原油5月限終値:67.07↑0.25)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物5月限は前日比+0.25ドルの67.07ドルで通常取引を終えた。時間外取引を含めて一時67.33ドルまで買われた。米国主導によるシリアへの武力行使(軍事介入)の可能性は残されていること、石油輸出国機構(OPEC)の原油生産が減少していること、株高が意識されたようだ。ただ、原油価格の上昇によって米国のシェールオイルの生産量が大幅に増える可能性があり、OPEC加盟国やロシアなどによる協調減産体制は将来的にゆらぐ可能性があるとの声が聞かれている。

■主要米国企業の終値

銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)

バンクオブアメリカ(BAC)  30.65ドル +0.75ドル(+2.51%)
モルガン・スタンレー(MS) 53.85ドル +1.11ドル(+2.10%)
ゴールドマン・サックス(GS)259.59ドル +6.65ドル(+2.63%)
インテル(INTC)      52.72ドル +1.62ドル(+3.17%)
アップル(AAPL)      174.14ドル +1.70ドル(+0.99%)
アルファベット(GOOG)   1032.51ドル +12.54ドル(+1.23%)
フェイスブック(FB)    163.87ドル -2.45ドル(-1.47%)
キャタピラー(CAT)     150.14ドル +3.35ドル(+2.28%)
アルコア(AA)       54.47ドル +0.50ドル(+0.93%)
ウォルマート(WMT)     85.43ドル -0.48ドル(-0.56%)
スプリント(S)       5.88ドル -0.12ドル(-2.00%)

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Source: マネーポストWEB

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